ぼーっとしながら
テレビをつけていたらニュースで「小児科医…労災認定…N(原告?の名前)」と流れていた。次の項目に移ってからあっ!と気がついた。以前読んだ本に出ていたN医師のことではないか。ツンドクの中から本を見つけだし確認してみると間違いないようである。N医師が過労等による鬱病から自死されたのは1999年。およそ8年が過ぎてようやく労災が認定されたようである。この本ではN医師のご家族についても描写されていた。ちらっとテレビで見た方が奥様であろう。3人のお子さんがいらっしゃる。N医師の死後、生活が大きく変わる中でご遺族それぞれに考えるところがあったであろうし、それゆえにまたそれぞれの人生を歩まれたことと思う。特に当時思春期だったお子さん方。今どうされておられるのか、そしてこのニュースをどう受け止められたのかはわからない。が、これにより「失われたもの」の一欠片でも取り戻すことができたならいいなと思い、また願う。

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