今思うと、ウィ・アー・ザ・ワールドやブラックorホワイトが印象深い。ベルリンの壁崩壊の前後、世界には確かに平和と融合が実現するだろうという気運と風潮が満ちていた。そんな時代に、正に時代の寵児のごとく、彼はその中心の一つとして小さくない、商業的な成功を伴ったがゆえに大きな役割を果たしていたと思う。その点で、ニュースのインタビューで「彼はアメリカをユナイトした」というコメントがあったが、彼は音楽で一瞬でも世界をユナイトしたという評価が相応しいと思う。

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