ハミルトン 「ドライバーの喜びの表現を認めてほしい」
Let drivers celebrate, says Hamilton
マクラーレンのルイス・ハミルトンは、F1ドライバーはレース・ファンに向けたショーを改善する自由を与えられるべきだと述べている。
彼は3週間前の地元グランプリでドーナツ・ターンを披露したが、これは下位でフィニッシュしたからこそ可能だったとしている。
彼は、自分が優勝していればこの行為は認められなかったと考えており、それを変えたいとしている。
そして彼は、F1はMotoGPから教訓を学ぶことができると考えている。MotoGPでは数人のライダーがレース後に喜びを表現することで有名である。
「ペナルティを受けてもおかしくなかった。レースに優勝していたら、ドライバーはリスクを冒したくないし、FIAもマシンを壊されたくないだろう」
「何より、ペナルティは受けたくないよね」
「MotoGPは観戦して一番興奮するイベントのひとつだ。レース後の行動によってファンにお返しができる」
「地元グランプリだったし、彼らはずっと僕を応援してくれた。素晴らしい応援だったと思う。身に余るほどだった。下位だったのに、あれほどすごい応援をもらえるとは思わなかった。本当にひどいレースだったが、終盤彼らは僕を応援して声援を送ってくれた。だから本当に楽しかったよ」
「デモなどではいつもスモークをあげてドーナツ・ターンをしている。正しく扱えばマシンを壊すことはない。誰にとっても危険ではないのに、どうして僕らには認められないのだろう?」
「僕らはほかに何もできない。優勝を祝いたいなら、祝うことができてもいい。制限されるべきではないよ」
「何年も前に、ナイジェル(・マンセル)がアイルトン(・セナ)を乗せたことがあるが、素晴らしかったよね。最高だった。マシンが止まったら誰かに乗せてもらいたいというわけではないけど、楽しいだろうね!」
-Source: autosport.com

気持ちはわかる。わかるけどmotoGPでも以前から比べると規制が強まってきているんだけど(笑)詳しくはわからないが過度のパフォーマンスにはペナルティーが課されるはず。さすがに年間チャンプを決める等、記録的な場合は許されているみたいだが。規制の理由としてはクールダウンラップに意外と大きな事故が起きていること、それと、これは推測だが、バーンナウトのようなパフォーマンスが、欧米のいわゆる暴走族をイメージさせること、あと、テレビ中継のスケジュールを乱したくないこと、があるのだと思う。なんかネガティブな調子で書いてしまったが、原則としてハミルトンの意見には賛成。安全性については、優勝者とご当地ライダーにのみ認めればオフィシャルが管理しやすいので問題はないと思う。F1ではまた違ったやり方が必要だろうが。イメージについては悩むところ。これは永遠の課題だろう。テレビ中継のスケジュールはお金を払っている観客が喜ぶことが第一なのでクソ喰らえ(笑)
さて、東海から関東にかけて梅雨が明けたらしい。もうすぐ鈴鹿8耐。また、暑い熱い季節が来た。

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