Formula Zero
2009年8月25日 モータースポーツ
フォーミュラゼロ: 世界初の「グリーン」なレースFormula Zero: The World’s First ’Green’ Race世界初のゼロエミッション・モーターレーシング・チャンピオンシップが英国で始まった。サリー州のレーストラックで行われるフォーミュラ・ゼロに出走するカートはすべて水素駆動である。最高時速120kmの水素駆動カートは、楽々と通常のカートと戦えるだけでなく、その加速は通常のガソリン駆動エンジンがうらやむほどである。このチャンピオンシップのスポークスマンは「エンジンが静かなので、トラックを走るカートは事実上無音で、聞こえるのはタイヤの音だけ」と語った。「これは全くユニークで観客をひきつける体験だ」チームのひとつ、チーム・デルフトは、ボディワークの70%を生物分解性材料でつくったカートを初めて披露した。チーム・デルフトのボディワークを開発したDSM社のヨースト・デュボワは「この技術はモーターレーシングを愛しているが、環境に対する影響のためにモータースポーツ参戦は無責任だと感じる人々が開発した」と説明した。「我々は化石燃料を使い果たしつつあるので、長期的に賢明な、つまり環境に配慮したソリューションが必要である」平均的な内燃エンジンのカートは、一般的なレース週末で25リットルのガソリンを消費する。これは普通のファミリーカーがロンドンからニューカッスルまで運転できるガソリン量である。フォーミュラ・ゼロの関係者は、モータースポーツ産業と自動車メーカー全体は、環境に配慮した方法を採用しなければならなくなるだろうと予想している。デュボワは「我々の走る研究所は技術開発の活動の場であり、最も刺激的なものはクリーンかつグリーンな技術である」「これが将来の姿、責任ある姿であり、乗用車とも関連がある。業界は変化しなければ生き残れない」フォーミュラ・ゼロで使用される部品はすべてフォーミュラワン・アソシエーションによって承認されている。各チームは2015年までにF1サイズのマシン製造を目指している。
流石モータースポーツの本家イギリスである。日本もレースは走る実験室の名言を持つ国だったなのになぁ。あと名称がグランプリの鷹みたいなのが懐かしい(^△^)
流石モータースポーツの本家イギリスである。日本もレースは走る実験室の名言を持つ国だったなのになぁ。あと名称がグランプリの鷹みたいなのが懐かしい(^△^)
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