MotoGP日本GP決勝MotoGP
2006年9月24日 モータースポーツカピロッシが優勝。序盤メランドリーが追いすがるも退け、中盤ロッシが追いすがるがこれも退け、最後はぶっちぎりで優勝。カピロッシ+ドゥカティ+ブリヂストンのコラボレーションはもてぎでは無敵であった。2位ロッシ、3位メランドリー、そして5位ヘイデン、7位ペドロサとなり、さらに四つ巴の様相が激化した。さて4位は…中野ではなくジベルノー。中野はラストラップのダウンヒルエンドでジベルノーのインを突くも転倒リタイア。さすがにあのラインでは無理であろう。しかし「王子」と呼ばれる彼の真の姿を見たと思う。「男カワサキ」に相応しいライダーである。ヘイデンは今回も健闘した。やはりカピロッシと中野に助けられることになったが、彼の精神力がまだ運を引き寄せていると思う。これで日本は秋を迎える。しかし来年はもうもてぎでは見たくない。やはりもてぎではドラマが生まれない。GPの鈴鹿での開催を願う。桜咲く鈴鹿の夢をもう一度。
TSRがついに優勝。打倒ワークスを成し遂げた。カテゴリーの違いもあり、かつてのヨシムラの偉業とは単純に比較できないが、その健闘を讃えたい。伊藤選手の不惑での優勝もすごい。そしてノブ。表彰台でのプロポーズは前代未聞であろう。おめでとう。しばらく足が遠のいてしまっていたが、来年は久しぶりに花火を観たいと思った。やはり夏は鈴鹿に行かないと始まらない。
バレンティーノロッシ
2006年7月19日 モータースポーツ コメント (5)
がドイツGPで負傷後ついに優勝を飾った。右手首骨折を負ったオランダGPで完走したことにまず驚かされたが、その2戦後に優勝とは驚きを越えて畏怖の念さえ覚えた。2ストGP500から4ストmotoGPに変更されてから正直関心が薄れる中で、唯一注目してきたのがロッシである。彼一人が次元の異なる走りを見せてくれる。だがあまりにもその才能が際立ち、かつてのチャンピオンのような威厳を感じることはなかった。しかしこの3戦を見るについに同様な威厳を感じるに至った。次戦アメリカGPで地元ヘイデンを破るようなら、おそらく今年のチャンピオンシップを逆転で獲得することはほぼ間違いないであろう。The doctor。彼のニックネームである。