あの事故から21年になるそうである。ニュースで見た慰霊登山を続ける遺族の方の「あの日以来同じところをぐるぐる回り続けている」という言葉。突然突き付けられた別れ。これだけの時間を費やしても癒されることがない重み。この様な事件に触れる度に思う。「またね」「元気でね」。別れの挨拶は心を込めて言葉にしたい。もし再び逢えなくなってしまっても後悔しないように。たぶん相手は気がつかない。でもそれでいい。
お笑いのだいたひかるさんのネタ。「どうでもいーいですよー」がなぜか耳から離れない。他にどうでもいい川柳やどうでもいいラップというネタもあるそうなので見てみたい。仕事でも本当に大事なことは思う以上に少ないのではないか。多くが仕事のための仕事、結局は上の実績づくりに過ぎなかったり、どうでもいいことなのではないか。しかしなかなか「どうでもいーいですよー」と言えないのが現実である。
今日は原爆忌。原爆を描いた映画やドラマは多い。どれもすばらしく意義ある作品だと思う。が観た後に爽やかな気持ちになれると言うか、「人間性」というものへの希望を感じさせてくれる点で、この映画が最も好きな作品である。
鈴鹿8耐
TSRがついに優勝。打倒ワークスを成し遂げた。カテゴリーの違いもあり、かつてのヨシムラの偉業とは単純に比較できないが、その健闘を讃えたい。伊藤選手の不惑での優勝もすごい。そしてノブ。表彰台でのプロポーズは前代未聞であろう。おめでとう。しばらく足が遠のいてしまっていたが、来年は久しぶりに花火を観たいと思った。やはり夏は鈴鹿に行かないと始まらない。
九段下を通りがかった。ふと耳にした蝉の鳴き声。梅雨明けが遅れている中、夏を待ちきれなかったのであろう。今週はトラブル続き。気持ちは梅雨空そのままであったが、お陰で少し和むことができた。都会の喧騒の中だからこそ、小さな命の息吹が心の琴線に触れることがある。
恋の悩みも、ストレスも、サラサラ汗といっしょに流しましょう。
ヨガのイントラさんに紹介され岩盤浴に行ってみた。寝転がれる低温サウナみたいな感じ。でも顏に高濃度酸素が吹き出してくるのでサウナより楽。久しぶりにさっぱりできた。近いうちにまた行ってみようと思う。ちなみにタイトルはお店のキャッチコピーである。
ジブリ以外でアニメを観るのは稀。予想はしていたが原作からかなり飛躍したストーリー。でも潜水艦モノらしさは描かれていたので楽しめた。エンディング近くに「(人間の涙も)塩味がする」というセリフがあった。ふと考えた。そう言われれば不思議発見だ。嬉しかったり悲しかったり心が大きく動く時に溢れ出る涙。なぜ海と同じ味なのだろう。その味から人間は無意識に何を感じているのだろう。
肩書き、タビビト、エッセイスト。でもやっぱりモデルさん。だからこの本はメイクさん同行のモデルさんの旅行写真集。アメリカのローカルロード。殺風景な景色。時間に取り残された街。そんな風景にキュートな女の子の溢れる笑顔。何とも不思議な取り合わせ。とクサしつつ、いつかは走ってみたいルート66。つまりはうらやましいのだ。
バレンティーノロッシ
がドイツGPで負傷後ついに優勝を飾った。右手首骨折を負ったオランダGPで完走したことにまず驚かされたが、その2戦後に優勝とは驚きを越えて畏怖の念さえ覚えた。2ストGP500から4ストmotoGPに変更されてから正直関心が薄れる中で、唯一注目してきたのがロッシである。彼一人が次元の異なる走りを見せてくれる。だがあまりにもその才能が際立ち、かつてのチャンピオンのような威厳を感じることはなかった。しかしこの3戦を見るについに同様な威厳を感じるに至った。次戦アメリカGPで地元ヘイデンを破るようなら、おそらく今年のチャンピオンシップを逆転で獲得することはほぼ間違いないであろう。The doctor。彼のニックネームである。
多重人格には少し興味を持っていた。それぞれの人格に必ず名前があるという点にである。この作品でもその点が物語の核として扱われている。人格=名前。古くて新しい人間探求のテーマかもしれない。
かつてGrand Prixという言葉にはエキゾチックが風情があった。今よりヨーロッパが遠かったこと。今よりレースが危険だったこと。今よりレーサーとそれを取り巻く人々が特権的な存在だったこと。そこには確かに文化の香りがあった。自動車レースが始まって100年。消え去った香りの名残を求めて。今夜はこの曲をチョイスしよう。
今日は暑さも一段落。かねてから行きたかったお店へ。場所はいわゆる裏原宿。迷った末にたどり着く。ここは牛皮やパイソンを素材にする女性デザイナーのお店。皮のアクセは武骨なものが多いが、やはり女性がデザインするとひと味違う。独特の染色が魅力。丁度セールだったこともあり、一点物のパイソンのライターとパッチワークのベルトを購入。蛇は生きてるのは苦手なのにアクセは好きなのはどうしてだろう、などと考えながら路地のスタバのテラスで一服。今、一瞬涼風が通り過ぎた。
今日は暑かった。それもそのはず。ハワイにいるのだから。今夜はこれを聴きながら寝よう。ワイキキビーチの波音。カラカウア通りのざわめき。明日はハーツでマスタングをチョイスしてノースショアまでドライブに行こう。
という最悪の形でピッチを去ったジダン。「悪癖が出た」と記事にあった。何を言われたのだろう。確かにキレたジダンが悪い。相手の戦略にまんまと嵌ってしまったのだから。しかしジダンを嵌めた言葉は心理的にかなり辛辣なものだったのではないか。もしそれが彼の出自や信仰へのものだとしたら。この様な憶測はしたくないが、せざるを得ない状況がヨーロッパにあることも事実である。
「あなたが笑ったり飛んだり大きく驚いたとき、透き通る気持ちでちゃんと応えたいのさ」「あなたが怒ったり泣いたり声すら失ったとき、透き通る気持ちをわけてあげたいのさ」透き通る気持ち…わかるようでわからない。透明人間。「同じ人にはわかる」らしい。
アメリカ独立記念日。その日に生を受けたベトナム帰還兵の実話をもとに描かれた映画。その描写に当時強いショックを受けた。国のため戦う。心と体を傷付けて。その行為に国は報いてくれるのか。いや報いることができるのだろうか。無理だと思う。お金がかかりすぎるから。国にとって選択肢は2つ。国のために戦った者を切り捨てるか、戦争をしないか。アメリカの場合その後再び戦争を選んだ。それが国、その指導者という人々の感性なのだろう。歴史は繰り返される。

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